神奈川県川崎市多摩区にある小田急線向ヶ丘遊園の跡地で「向ヶ丘遊園跡地利用計画」が進んでいます。
向ヶ丘遊園跡地の新しい複合商業施設は、再開発され、2023年中にオープンする予定となっています!
ショッピングモールができるだけでなく、温泉とキャンプ場もできるとのことで期待値もかなり高いですよね…!
ただ、気になるのが再開発の進捗!工事自体もあまり進んでいるように見えず、完成が延期になるのでは…?という声もあり、気になるところです。
そこでここでは、向ヶ丘遊園跡地がどうなるのかといった概要はもちろん、
・【向ヶ丘遊園跡地の進捗状況】オープンはいつ?向ヶ丘遊園跡地利用の計画は遅れが出ているの?
・向ヶ丘遊園跡地のテナント情報
・向ケ丘遊園跡地の温泉・ショッピングモール等について
・向ヶ丘遊園跡地の駐車場情報
・向ヶ丘遊園跡地の求人情報
・向ヶ丘遊園跡地のアクセス情報
などなど…開業前の気になる情報をまるっとご紹介していきます。
一体どんな風に変わるのかとっても楽しみですね♪再開発の進捗状況も一緒に更新しているのでチェックしてみてください!
向ヶ丘遊園跡地のオープンはいつ?向ヶ丘遊園跡地利用の計画は遅れが出ているの?
向ヶ丘遊園跡地のオープン予定期間 | 2023年度オープン予定 |
2018年当初に出された向ヶ丘遊園跡地の計画ですが、向ヶ丘遊園跡地のオープンは2023年度中に完成となっています。
向ヶ丘遊園跡地の現在は?進捗状況
現在の進捗状況ですが、2023年3月現在、新聞で向ヶ丘遊園跡地の工事が「未着工」と報道されました。
というのも…コロナの影響がやっぱり大きかったようなんです(_ _ )。
計画には遅れが出ていると考えられます。
ちなみに現地にある事業計画の掲示板には以下のように記載がありました。
・掲示板設置日は2018年12月25日
・工事着手予定日は2021年6月1日
・工事完了予定日は2023年12月31日
が…現在は着手予定日・工事完了予定日は「検討中」となっているようです。
ただ、現地の人によると取り壊しが行われていたり様子は伺えるので、全くの進展なしというわけではないようです。また、「2023年内に完成予定」というアナウンス自体は未だ変更されていません。
しかし、実際はいつ頃完成になるのか気になりますね(^^;)また新たに報道や進捗状況が分かればこちらでお伝えしていきますね!
一方で周辺の登戸駅付近はどんどん工事が進んでいてかなり様変わりしています。
ダイエー向ケ丘店跡地も商業施設とマンションの建設が進んでいます。
関連記事:ダイエー向ヶ丘店跡地に2023年秋 商業施設がオープン!テナントなど最新情報
また、2019年の台風で長期休館中の川崎市市民ミュージアム候補として「向ケ丘遊園跡地の市有地」が上がっていますが…2023年6月5日の報道によると
・立地条件が悪いので反対
という意見がパブコメに多く寄せられており、検討段階だとしています。
向ヶ丘遊園跡地の概要(規模・住所・場所)
施設名称 | 向ヶ丘遊園跡地利用計画(仮称) |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目342号 |
電話番号 | 分かり次第追記 |
出店店舗数(専門店) | 不明 |
敷地面積 | 約 162,400㎡ |
延床面積 | 約 17,700㎡ |
総賃貸面積 | 不明 |
駐車台数 | 520台 |
営業時間 | 商業施設 エリア:8 時~22 時 温浴施設エリア: 10 時~ 2 時 自然体験エリア:24 時間 |
休 業 日 | 年中無休 |
開店日 | 2023年度オープン予定 |
向ケ丘遊園跡地の概要は上記の通りです。
向ヶ丘遊園跡地の大きさは何と東京ドーム約3.5個分…!!
ひえ~!!かなりの広さですね!
大きく3つのエリア(商業施設エリア・温浴施設エリア・自然体験エリア)に分かれます。
3つのエリアの概要は以下の通りです。
向ケ丘遊園跡地 商業施設エリア
エリア名 | 商業施設エリア |
開発面積 | 31,800㎡ |
延床面積 | 7,900㎡ |
階数 | 地上1階~3階 |
向ケ丘遊園跡地 温浴施設エリア
エリア名 | 温浴施設エリア |
開発面積 | 28,600㎡ |
延床面積 | 7,500㎡ |
階数 | 地上1階~2階、地下1階 |
向ケ丘遊園跡地 自然体験エリア
エリア名 | 自然体験エリア |
開発面積 | 39,500㎡ |
延床面積 | 2,300㎡ |
階数 | 地上1階 |
3つのエリアが集結していることで1日中…では時間が足りないようなかなり魅力的なスポットになりますよね。
向ヶ丘遊園跡地はどんな施設になる?それぞれのエリアの詳細は?
ここからは向ケ丘遊園跡地が一体どんな施設になるのかといったことや、それぞれのエリアの詳細について紹介していきますね。
向ケ丘遊園のこれまで
向ケ丘遊園(むこうがおかゆうえん)は1927年(昭和2年)~2002年(平成14年)まで営業されていた小田急電鉄系の遊園地です。
当時は入園無料だったそうですよ。
ちょうど小田急線開通と同時に開園された遊園地で、開園中は向ケ丘遊園までモノレールが走っていました。
向ケ丘遊園はそのままにされていたのですが、再開発が決まり、2023年度の開業を目指しているところです。
また、遊園地が閉園してからは市民の要望を受けた川崎市が園内にあった「ばら苑」を「生田緑地ばら苑」として管理を行っています。
向ヶ丘遊園跡地はどんな施設になるの?
向ヶ丘遊園跡地の開発コンセプトは「人と自然が回復しあう丘」。
小田急線開業とともに歩んできた特別な場所。かつて「花と緑の遊園地」として親しまれた自然豊かな丘は、今なお多くの人々の記憶に残るまちのシンボルとして賑わいをみせていました。遊園地の閉園によりまちから失われたこの場所を、「人と自然が回復しあう丘」という、新たなまちの中核として再生します。
向ヶ丘遊園跡地利用計画の概要を決定|小田急電鉄株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
この丘の「自然」を、地域や訪れる人々の手により守り育て、年月をかけながら豊かな生田緑地の一部にふさわしい姿へと成長(回復)させていく。同時に、自然に向き合い触れる非日常的な体験を楽しむ中で「人」も心と身体をリフレッシュ(回復)していく。この丘は、「人」と「自然」が互いの恩恵を受けながら持続的に共生していく「特別な場所」となり、新たな交流やつながりを生む「憩い」や「賑わい」の拠点として、地域や沿線の価値向上を実現していきます。
向ケ丘遊園は元々「花と緑の遊園地」としての特徴をもっていました。園内にはばら苑やツツジの丘など多くの樹木が植えられており、ソメイヨシノが多数あったことからも神奈川県有数の花見の名所としても有名でした。
そんな自然豊かな場所を新たな形で再生しようとしているのがこの「向ケ丘遊園跡地利用計画」といえます。
「開発」…と聞くと、なんだか自然が壊されるようなイメージが勝手にありましたが、むしろ向ヶ丘遊園の場合はこの自然を生かした形で開発が進められるのですね。
「自然をみんなの手で守りつつ、育て、人も癒される(回復)していく場所になるように‥」そんな願いも込められていると分かりました。
さて、そんな開発コンセプトの元に新しく姿を変える向ヶ丘遊園ですが、先ほど言ったように跡地は主に3つのエリアに分かれるとのこと。
・商業施設エリア
・温浴施設エリア
・自然体験エリア
この3つのエリアが具体的にどのようになっていくのかを詳しく紹介していきますね。
向ヶ丘遊園跡地の商業施設エリア
向ヶ丘遊園跡地の商業施設エリアをまとめるとこんな感じです。↓
・買い物や飲食等をくつろぎつつ楽しめるエリア
・ゆとりがある広場空間あり
・「ちょっとした非日常感」のある施設展開
・周辺地域に不足する飲食業態を中心に誘致
いくつもの飲食店・買い物ができるお店が立ち並ぶようなイメージですね。
お店は「周辺地域に不足する飲食業態を中心に誘致する」って言ってますから、ここでしか楽しめないお店ができるかも‥とちょっとワクワクしますね。
設置される建物も「自然との親和性や雰囲気等を考えた建物」になるようで、雰囲気を壊さない、この場所ならではの素敵な外観になりそうです。
お店を見て回るだけでも楽しそう…!
向ヶ丘遊園跡地の温浴施設エリア
向ヶ丘遊園跡地の温浴施設エリアをまとめるとこんな感じ↓
・伝統的な温泉旅館を連想させる日本家屋様式の温泉施設
・豊かな自然と都心までの眺望を併せもった露天風呂あり
・貸し切り個室風呂や着衣サウナの整備
・施設の規模や、機能面でも全国有数の温浴施設を目指す
この温浴施設エリアでは「施設規模・機能面で全国有数の温浴施設を目指す」とのこと。
「ただ入浴ができる施設が入る」程度で考えていましたが、全然違うようです。
調べてみると多摩区自体にはここまでの規模の温泉施設はないため、嬉しい方も多いのではないでしょうか。
ところで着衣サウナって何?と思って調べてみましたが…
どうやら韓国式の着衣サウナがモデルになっているようです。
「デトックス効果があるものを内装に使用したサウナで、老若男女問わず着衣で一緒に利用できるサウナ」になるのかなと思います。利用できる施設は日本でもまだ多くないようです。
向ヶ丘遊園跡地の自然体験エリア
向ヶ丘遊園跡地の自然体験エリアはこんな感じです。↓
・アウトドア系施設やグリーンショップの設置
・豊かな自然を体験できる
・グランピングやキャンプ等の宿泊機能の計画
・他エリアと連携したイベントの実施
自然体験エリアでは、アウトドア系施設やグリーンショップも入店だけでなく、グランピングやキャンプなど実際に泊まれる宿泊機能もできるようです。
都心の中でもこんな緑豊かな環境で1日過ごせるなんて、とっても素敵ですね。
自然に囲まれてゆったりくつろいげたら日々のストレスも忘れて癒されそう‥!
向ヶ丘遊園跡地の出店テナント・専門店を紹介!
まだ詳細は発表されていません。
これだけの施設になるので、向ヶ丘遊園駅にはどんなテナントが入るのかすごく楽しみですね。
情報が入り次第、またこちらで更新していきますね
向ヶ丘遊園跡地のアクセスは?
向ヶ丘遊園へのアクセス方法は以下の通りです。
住所 | 神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目342号 |
場所 | 生田緑地ばら苑の隣 |
最寄り駅 | ・小田急線向ヶ丘遊園駅 ・小田急線登戸駅 |
バス停 | 向ヶ丘遊園駅行き 「藤子不二雄ミュージアム前」 |
最寄り駅としては、
・小田急線向ヶ丘遊園駅
・小田急線登戸駅
なので、どちらかで降りるといいでしょう。
ちなみにお隣のばら苑には直接アクセスできるようになるようです♪
気になるアクセスについてさらに詳しく見ていきましょう。
車でのアクセスは?
神奈川県道・東京都道9号川崎府中線からアクセスすることになります。
施設内へのアクセスが良好になるように、交差点の新設や道路を拡張する計画が立てられています。
バスでのアクセスは?
向ヶ丘遊園駅行きバスには以下の駅から乗車することができます。
【田園都市線/JR南武線の溝の口駅発】
【田園都市線梶が谷駅】
【二子玉川駅】
向ヶ丘遊園駅行きバスに乗車「藤子不二雄ミュージアム前」下車
ただ開業されるとバスもかなり混雑しそうな予感はしますね。
電車でのアクセスは?
電車だと少々歩くことになりますが、下記の両駅から徒歩16分程度で向ヶ丘遊園に到着できます。
最寄り駅:小田急線向ヶ丘遊園駅、小田急線登戸駅
開発に伴って、歩道が拡張されたり、階段の整備や車いすの方等でも利用がしやすいようにバリアフリー化が進められる計画です。
子供連れで来場する方も多いと思いますが、あまり歩かずに到着したいとなればバスの方が便利でしょうね。
向ヶ丘遊園跡地の駐車場は?
現在の計画では駐車場の520台、駐輪場は200台と予定されています。
ただこれ、かなり少ない駐車台数なんですよね…。
4000台来るかも!と予想しておきながらなぜかこれだけしか停める場所がない…
ということで車で来場すると駐車場に停めるのにすごく苦労するのではないかということです。(駐車待ちに時間を食うのは必須でしょう…)
もしストレスなく来場するなら公共交通機関でのアクセスの方が断然おすすめですね。
向ヶ丘遊園跡地の求人・アルバイト情報は?
向ヶ丘遊園跡地の求人・アルバイト情報はまだ見つけられませんでした。
ですが、大きな商業施設となりますので、必ず求人情報は追々出るはずです。バイトル・タウンワークといった求人サイトでも検索をかけると表示されるようになりますので、求人が出次第、こちらでもお知らせしますね。
近くでバイトできるところを探していた人には嬉しい情報ですよね。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
向ケ丘遊園エリアの近隣施設
向ケ丘遊園エリアの近隣施設には以下のようなものがあります。
・生田緑地/生田緑地 ばら苑
・藤子・ F・不二雄ミュージアム
・川崎市こども夢パーク
・緑ヶ丘霊園
・川崎市緑化センター
・よみうりランド
・東高根森林公園
大人から子どもまで一日中楽しめるスポットが多く集まっているのが特徴です。
生田緑地/生田緑地 ばら苑
藤子・F・不二雄ミュージアム
川崎市こども夢パーク
緑ヶ丘霊園
これに向ケ丘遊園跡地の商業施設が加われば、まさに最強エリアの誕生です…!!
向ヶ丘遊園跡地のまとめ
これまで向ヶ丘遊園跡地についてまとめてきました。
まだ工事が未着工になっている部分もあり、いつ完成するのか気になるところではありますが、完成したら多くの人が癒され、楽しめる施設になること間違いなしだと感じました。
これから詳細が明らかになってくる部分も多いと思いますので、ぜひ楽しみに待ちましょう!
読んでくださってありがとうございました。
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